シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX熱帯綺羅TOP植物染料で描く、ボディー・アート。

熱帯綺羅

2009年4月20日

植物染料で描く、ボディー・アート。

掌や足、背中、首筋、時には額や頬などボディーの一部をキャンバス代わりにして、植物染料へナで描くメンディー(へナ・アート)の歴史は5000年もの昔に遡る、と言われています。

エジプトのファラオ(王様)が権威の象徴として、ボディーに高貴なデザインを施したのがへナの起源だとする説もありますが、発祥の地は定かではありません。

なぜならへナ・アートはアラビアからアフリカ、インド、南米まで幅広い地域の人々に受け継がれているからです。

アラビック・デザインは一般的に大きめで太めの線や塗り絵のような手法を使いますが、インドでは細い線を多用してレースのような細かいデザインが広まりました。

装飾目的がほとんどで、結婚式やパーティーの際、メーキャップやネイルアートのようにへナ・アートを施します。

しかしアフリカ人や南米のインディオは植物染料に灰などを混ぜ、もっと濃い茶色の染料によってジオメトリックで大胆な模様を描きます。

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ジョティズ・トラディショナル・チャームのへナ・アートは膨大なパターンの中からお好みのデザイン、クリスタル、カラー・パウダーを自分で選ぶことができる。

 

インドのへナ、婚礼用の装飾として発展

さて今回紹介するへナ・アートは12世紀ごろ、インドに伝わったとされるもので、ブライダル・メーキャップとしてインド各地で進化を遂げており、花嫁の装飾には欠かせないアイテムとなっています。一般的に花や木の枝、葉、唐草、ペイズリー、孔雀、鳥の羽などをモチーフとしたデザインを指、掌から肘のあたりまで描き、金、銀、パステルカラーなどの粉で色付けしたり、クリスタルを施して芸術作品に仕上げます。華やかなサリーやゴールドのジュエリーを纏い、ゴージャスな花嫁姿が完成するのです。

自然の染料を使っているため、基本は茶系ですが、発色はその人の肌の色や皮膚の状態によって異なります。また髪染めとしては化学染料と違って髪を傷める心配がなく、へナの持っている色素が髪の毛の根元に染み込み、白髪防止に効果があると言われています。さらに植物の持つ独特の匂いにはヒーリング効果もあります。

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シンプルなパターンなら10分くらいで完成。料金は$5より。

 

へナ(植物染料)の作り方

用意するもの

  1. へナ・パウダー(1kg $12~)1/2~3/4カップ
  2. 紅茶の葉 小さじ1
  3. コーヒーの粉 小さじ2
  4. ユーカリプタス・オイル 少々
  5. ライムまたはレモン 少々

作り方

  1. へナ・パウダー、紅茶、コーヒーの粉をふるいにかけておく。
  2. 1カップの水に紅茶とコーヒーを混ぜて沸騰させる。
  3. 2にへナ・パウダーを混ぜる。
  4. 3にユーカリプタス・オイルを5滴たらし、ライムまたはレモン汁を少々混ぜる。
  5. 4をコーン型のビニール袋に入れ、先端に小さな穴をあけて染料を搾り出す。

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