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熱帯綺羅

2015年8月17日

見た目も美味しさもインパクト大 魅惑のフィッシュヘッドカレー

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これぞフィッシュヘッドカレー。一度見たら忘れられないビジュアル。

チリクラブ、チキンライス、ラクサなど、シンガポールのご当地料理は数あれど、見た目のインパクトで他を圧倒しているのはご存知「フィッシュヘッドカレー」。大きな魚の頭がごろっと入ったビジュアルは、一度見たら忘れられない強烈な印象です。しかしよく考えると、「なぜ食べやすい身を使わないのか」といった当たり前の疑問が湧いてきます。魚の粗(あら)は美味しいと言われていますが、なぜここまで忠実に頭の原型を保つ必要があるのでしょうか。考えれば考えるほど不思議なこの料理のルーツを探るべく、フィッシュヘッドカレーの名店として名高い「Muthu’s Curry(ムトゥス・カリー)」を取材しました。

 

インドに行っても食べられない!
正真正銘シンガポール発のご当地料理

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使われているスパイスの数々。15種類ものスパイスが秘伝の配合で混ぜ合わされている。

「フィッシュヘッドカレーの始まりは、1969年に中華料理に魚の頭が使われているのを見たムトゥスのオーナーが、南インドカレーの具材に使えるのではないかと思いついたことだよ」。そう語ってくれたのは、ムトゥス・カリーの現CEOヴィスヴァナース A.さん。彼によると、以前から華人が多く暮らすシンガポールでは魚の頭を使ったメニューが数多くあり、その様子を見たムトゥスのオーナーが、自分の故郷である南インドのカレーレシピを使って、魚の頭を使ったアレンジ料理ができないかと思いついたことが始まりとのことでした。ただ、フィッシュヘッドカレーの起源には諸説あり、魚市場で捨てられている魚の頭がもったいないとカレーに入れたのが始まりという説も。しかしどちらにも共通しているのは、シンガポールで生まれた料理であるということ。そのため、南インドに行ってもフィッシュヘッドカレーはメニューに見られないそうです。

 

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