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シンガポール仕事談義

2018年3月27日

人材紹介会社だからこそ敢えて一言 「その転職にちょっと待った!」 隣の芝生が青く見えているだけかも!?

今回のテーマ: 転職で注意すべきこと、気をつけること

まず見極めるべきは転職したい理由

転職を考える経緯は人それぞれですが、まずは落ち着いて「なぜ転職したいか」を見極めることから始めましょう。
勢いだけで転職を決めると良い結果には繋がりません。最悪の場合、心機一転新しい職場を選んだものの、またすぐに転職したくなってしまうなんてことにも。時間をかけて見極めたいのは、「転職したい理由」。今後のキャリアビジョンも視野に入れ、順序立てて自分の気持ちを掘り下げることが重要です。「転職して実現したいことは何か」「なぜ転職をしたいと思ったのか」「どのような仕事に就きたいのか」等、自分が転職を考えている理由を整理し、目的をはっきりさせることで転職活動もスムーズに進みます。
それでは、実際に転職活動を進める際に求職者から良く聞かれる質問ベスト3にお答えします!

 

よく聞かれる質問BEST1
転職理由はどう書くべき?

自分の転職したい理由を整理したあと、次にはその理由がポジティブかネガティブかを見極めます。例えば、現状の職場に不満があり、「仕事が合わない」「社内環境が良くない」「待遇が良くない」 等、ネガティブな理由で転職を考えている場合でも、いざ転職活動をスタートさせる段階になったら、気持ちをポジティブに切り替えることが重要です。現職の環境に対する自分の気持ちを悪く捉えるのではなく、「ワクワクしながら業務に集中できる環境で働きたい」「実績を評価してくれる会社を見つけたい」等、ポジティブな視点に切り替えることで、新しい環境を選ぶことができますし、その後、面接に進んだ際もよい結果へと繋がります。

 

よく聞かれる質問BEST2
転職活動のタイミングは?

活動のタイミングも転職の成功に大きく影響します。
退職までの通知期間、勤務開始時期を逆算して活動を進めましょう。シンガポール就職の大きな特徴として“選考のスピード”が挙げられます。
長期的な採用計画ではなく、退職者がでるタイミングで人を募集する企業も多いほか、とりわけ新規事業の立ち上げに伴い人材採用を検討する場合は、書類応募から内定まで、早ければ1週間、遅くても2ヵ月以内で進むケースが標準的。このスピード感に合わせて、スケジュールを逆算し、タイミングを逃さないようにしましょう。

 

よく聞かれる質問BEST3
キャリアアップ転職事例

当社を通じてご転職をされた方の転職事例です。

 

CASE1: 30代男性 四大卒
日本で5年間小学校教員として就労。シンガポールでは塾講師として2年経験した後、メーカーでの営業職にキャリアチェンジ。東南アジア担当としてアジア各国への海外営業を3年経験し、日本に本帰国。現在は、大手メーカーにて海外営業マネージャーとして活躍中。

 

CASE2: 40代女性 四大卒
日本で10年間、シンガポールでローカル企業で5年間経理・財務担当として就労。その後、同会社の日本オフィス立上げに伴い、本帰国。日本オフィスが軌道に乗ったタイミングで、アメリカオフィスの立ち上げに抜擢。

 

まずは相談!

自分の気持ちが整理しづらい場合、第三者のアドバイスが欲しい場合は、「転職のプロ」に相談することをおすすめします。
JACはシンガポールで31年、世界11ヵ国に展開する人材紹介会社。グローバルネットワークを活かし、シンガポールだけではなく他国への転職もサポートします。シンガポールでは規模・紹介実績もトップクラス。業界・業種別の専任コンサルタントが、あらゆる角度で皆様の新たなキャリアのご提案を致します。ご自身に最適なキャリアプランを一緒に考えてみませんか。

 

お話を伺ったのは…
JAC Recruitment Pte Ltd
MNC Division
今野 俊明さん

 

シンガポール在住・JAC在職10年のベテランコンサルタント。採用実績300名以上。
JACでは、マネージャーとして日本人・シンガポール人の部下を率いている。
プライベートではフラメンコダンサーとして活躍中!

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.332(2018年4月1日発行)」に掲載されたものです。

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