NIPPON EXPRESS（SINGAPORE）PTE. LTD. REMOVAL BRANCH　第一印象を左右するハキハキした受け答え。 苦手なことにも冷静に対処する姿勢。 課題点を見つけて挑戦する積極性の持ち主

採用者側の声

NIPPON EXPRESS （SINGAPORE） PTE. LTD. REMOVAL BRANCH
1973年に設立された物流大手・日本通運のシンガポール現地法人。航空、海運、倉庫、引越、旅行、重機（別会社）の6部門を、ジュロン・チャンギ・トゥアスの3つの拠点で展開している。
ASSISTANT MANAGER　齋藤 郁里さん

◆引越部門で必要な資質とは。
引越はお客様のプライベートに関わる仕事となるため、社内・社外ともに連絡を密に取ることが重要であり、コミュニケーション能力が高いことが第一。ハキハキと話しつつ、お客様の立場に立った気遣いが大切です。顧客は日系企業に勤める方が多く、英語は日常会話程度にできればOK。むしろ作業員はほぼローカルスタッフゆえ、「バグース!（すごい!）」などスタッフの簡単な母国語を覚え、彼らに積極的にコミュニケーションを図るような人が望ましいです。

◆面接で重視することは。
第一印象や、その場への溶け込み具合に重きを置いています。また、面接時の口調や雰囲気なども考慮し、お客様に安心感を与えられるか。時に「苦手なタイプに直面した時の対処法は」等の意地悪な質問もしています。今回紹介する上西の対応策は、まずは自分のできる範囲で対処し、うまくいかない、ご納得いただけない場合は持ち帰って上長に相談する、でした。B to Cの仕事をする中で、不測の事態が起きた時に、いかに冷静に判断ができるかが大切と考えます。

◆当地で人材募集するメリットは。
英語圏で、治安がよく安全であることもあり、他のASEAN諸国に比べて優秀な人材を確保しやすい現状があると思います。女性もキャリアアップが望める機会が多くあるため、女性の人材も豊富です。日本本社からの駐在スタッフも活躍していますが、上西のように他業界からの転職者の目線が入ることで社内に相乗効果が生まれ、たとえばより効率性を重視したデジタルへの業務改善が行われるなど、現地採用を行う利点は多くあると言えます。

応募者の声

COORDINATOR　上西 彩世さん

職歴・応募の動機
新卒で日本国内の医療サービスメーカーに就職。営業職として4年間邁進するなかで、医療にとどまらず幅広い視野で物事を見たいとの思いが芽生え、転職を考える。20代半ばゆえいろいろな可能性にチャレンジできると考え、多くの企業があり、かつ安全・英語圏・日本から近いという理由で希望国を当地に絞って転職活動を開始。2015年12月より当職。

◆現在、携わっている仕事内容を教えてください。
海外引越部門のコーディネーターとして、当地から他国へ、他国から当地への生活拠点の変更に伴う引越サポートを担当しています。顧客の自宅へ伺って荷物量の確認、渡航国の情報提供、通関手続き、引越の日程調整を行います。安心・安全な新生活を送っていただけるよう、現地との情報共有も欠かせません。国によって禁止品が異なりますし、会社規定と呼ばれる発送量制限がある方もいらっしゃるので、荷物内容や量の迅速な確認作業に尽力しています。

◆仕事をするうえでの信条とは。
大きな節目である引越を、日本通運の上西に任せたいと思っていただける信頼関係を顧客との間に築くことでしょうか。顧客が過去の引越において不安に思ったことをヒアリングし、要望に合わせた引越のカスタマイズを行います。たとえば不安が金額面なのであれば荷物を減らすご提案をしたり、短期間で引越さねばならなければテンポのいいレスポンスを心がけ、優先順位を考え、効率よく手配したり。顧客に安心してお任せいただけたら嬉しいですね。

◆今後、チャレンジしてみたいことは。
まさに今がチャレンジの段階です。前職での営業経験を生かし、10月からはセールスにも挑戦しています。今はまだ、既存のお客様が中心ですが、今後は新規顧客へもアプローチしていきたいと思っています。中でも外資系企業は今後、課題とする顧客層となるため、日本通運という会社の認知度をアップさせ、価格を下げるだけの競争でなく、当社がモットーとする安心・安全の物流サービスへのご理解をいただきながら、顧客範囲を広げていきたいです。

人材コンサルタントの太鼓判!

日本での営業経験を持ち、ハキハキと明るい上西さんの人柄は、初対面の印象が重要な仕事で強みが活かされそうだと感じました。顧客第一で考えられる点も、引越というライフスタイルの分岐点に携わる日本通運様にマッチすると考えられました。

リーラコーエン コンサルタント 高梨 洋一さん