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社説「島伝い」

2007年6月18日

スタートライン

先週、ロチェスターパークにあるレストランMin Jiang @ One Northの1周年記念及び新メニュー発表会に招かれました。Min Jiangと言えばシンガポール隋一とも言われる北京ダックが有名。今回の新メニューもその自慢のダックをベースに作り上げられたものでした。このダックのためだけにはるばる北京から招聘されたというシェフによる包丁捌きの見事なこと。人前でその技を披露するには、最低3年間は修行が必要なのだそうです。

 
今号、アジアエックスはお陰様で100号の発刊を迎えました。2004年7月の創刊以来、東南アジア、シンガポール在住の日本人の皆様へビジネスニュースや海外生活情報を提供してきて早いもので間もなく3年になります。くしくも上記の北京ダックのシェフと同じく、3年という時を経て、ようやく一人前らしくなってきたのではというのが実感です。アジアエックスが目指してきた方向性を実現するためのスタートラインにようやく立ち、皆様にもお見せできるものが形になりつつあります。

 
今後、アジアエックスは紙面とウェブを最大限に活かし、その相乗効果で情報の発信者にとっても受け手にとっても利用価値の高い、真のメディアミックスを目指してまいります。

 
かつて情報は、フリーペーパー、新聞、放送などのメディアを通じて、発信者から受け手へ一方的に渡されるだけのものでした。しかし、インターネットの出現によって、誰もが能動的に情報に接することが出来るようになりました。情報の検索性も高まり、膨大な情報から自分の取り出したいものだけを選ぶことはもはや当たり前になっています。

 
アジアエックスも、複数のメディアを効果的に使いこなし、更に皆様のお役に立てるよう、時代に即したアンテナを張り巡らせながら進化し続けていきたいと思います。
これからのアジアエックスにも是非ご期待ください。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.100(2007年06月18日発行)」に掲載されたものです。

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