WORLD MODE HOLDINGS ASIA PACIFIC PTE.,LTD.　ファッション業界に関わるすべての人を幸せにし、結果的に世の中全体も 幸せにしたい

“We want to make everyone happy.”
の思いを世界に

加福氏は「ファッションは人を幸せにするもの。日本で展開している事業は、消費者、ブランドを作るクリエーター、販売員、弊社社員など、ファッション業界に関わるすべての人を幸せにし、結果的に世の中全体も幸せにしたいという思いでやっており、これを世界にも広げていきたく考えています」と語る。また、「『おもてなし』に表現されるホスピタリティマインドや質の高い接客販売技術は、日本が世界に誇れるものであると確信し、日本の誇りを世界に発信していきたいという思いを持っています。」とも言い、多くのグローバルブランドのアジアパシフィックのHQがあること、親日的であることと、海外企業が参入しやすい制度体系であることを理由に、シンガポールを海外進出の起点においた。

ゆくゆくは傘下のマーケティング会社AIADも参入させ日本同様の「トータルソリューションサービス」を提供することを展望に、現段階では、iDAの販売員育成・紹介・派遣事業でしっかりした基盤を作ることが目標だという。加福氏は現状を、「接客レベルの高さが評価されている日本でのシェアが高く信頼をいただいていますので、グローバルブランドの日本支社よりシンガポール支社へつないでもらうことができます。当地のクライアントと話を進める中で、現在、シンガポールの、特にラグジュアリーブランドやコスメ関係のショップにて、良質なサービスによりファンを獲得し、リピーターを増やそうとしている傾向があるとの認識を得ています。サービスを重視するほど優秀な販売員が必要となるため、自分たちがやりたいと思うことがシンガポールで必要とされているという手ごたえを感じます」と語る。今までにない日本の人材・接客ビジネスが、シンガポールのファッション業界をより一層盛り上げそうだ。