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社会

2026年7月31日

シンガポールの消費者心理が改善 景気への期待感が回復

 シンガポールの消費者心理が回復し、現在および将来の経済に対する見通しが明るさを増していることが明らかになった。UOB銀行の「ASEAN Consumer Sentiment Study」によると、シンガポールはASEAN加盟国の中で消費者信頼感の改善幅が最も大きく、景気回復への期待が高まっている。
 
 現在の経済状況を前向きに評価する回答は66%となり、前回調査から16ポイント上昇したほか、今後1年間の経済見通しについても楽観的な見方が増加した。AI関連投資や金融・テクノロジー分野の成長、安定した雇用環境などが消費者心理の改善を後押ししたとみられる。
 
 一方で、家計に対する見方は依然として慎重であり、生活費の上昇や世界経済の不透明感を背景に、支出には引き続き慎重な姿勢が見られる。調査では、消費者はマクロ経済には楽観的である一方、個人の資産形成や家計管理については堅実な姿勢を維持していることが示された。
 
 今回の結果は、シンガポール経済の先行きに対する信頼感が回復している一方で、消費行動は依然として選別志向が続くことを示しており、小売・サービス業では価格競争力や付加価値の提供が引き続き重要となりそうである。

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