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日系企業・社会

2026年6月11日

ヤクルト、45年ぶりにフレーバー刷新

 ヤクルト・シンガポールは、1980年以来初めてフレーバー構成を変更し、長年親しまれてきたオレンジ味の販売を終了すると発表した。これに代わり、新たにピーチミックス味を市場投入する。
 
 同社によると、今回の変更はシンガポール市場における消費者の嗜好変化や新たな商品需要に対応するための取り組みである。オレンジ味は45年以上にわたり販売されてきた定番商品であり、多くの消費者に親しまれてきたが、新商品の投入に伴いラインアップから外れることになった。
 
 新たに発売されるピーチミックス味は、ヤクルト独自の乳酸菌飲料の特徴を維持しながら、桃の爽やかな風味を加えた商品となる。ヤクルト・シンガポールは、若年層や新規顧客の獲得を目指しており、市場での反応に期待を寄せている。
 
 ヤクルトは1979年にシンガポールへ進出し、現在では家庭向け宅配サービスや小売店を通じて広く販売されている。健康志向の高まりを背景に、乳酸菌飲料市場は安定した需要を維持しており、ヤクルトはシンガポールで高い知名度を持つブランドの一つとなっている。
 
 SNS上では、「子どもの頃から飲んでいたオレンジ味がなくなるのは寂しい」と惜しむ声がある一方、「新しいピーチ味を試してみたい」と期待するコメントも多く寄せられている。
 
 今回のフレーバー変更は、ヤクルト・シンガポールにとって45年ぶりとなる大きな商品戦略の転換であり、長年親しまれてきた定番商品の世代交代として注目を集めている。

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