2026年6月9日
ダイソー・タンピネス1店、14年の歴史に幕 6月21日で閉店へ
100円ショップ大手のダイソー(Daiso)は、東部のショッピングモール「タンピネス1(Tampines 1)」内の店舗を6月21日で閉店すると発表した。同店は2012年の開業以来、約14年にわたり地域住民に親しまれてきた。
店舗前には閉店を知らせる案内が掲示されており、最終営業日は6月21日となっている。閉店理由についてダイソー側から詳細な説明は出されていないが、賃貸契約の見直しや店舗戦略の変更が背景にあるとみられている。
タンピネス1店は、シンガポール東部の主要商業地区であるタンピネスの中心部に位置し、周辺住民や通勤客、学生など幅広い利用者に支持されてきた。文房具、キッチン用品、収納グッズ、日用品などを手頃な価格で提供し、多くの常連客を抱えていた。
閉店の知らせを受け、SNS上では「学生時代から利用していた」「東部エリアの定番店だったので残念」といった惜しむ声が相次いでいる。一方で、「近隣には他のダイソー店舗もあるため利用を続けられる」と冷静に受け止める意見も見られる。
ダイソーは現在、シンガポール国内で30店舗以上を展開しており、日本発の生活雑貨ブランドとして高い知名度を持つ。近年は価格改定や商品ラインアップの拡充を進める一方で、店舗網の最適化も進めている。
タンピネス地区では近年、小売店舗の入れ替わりが活発化しており、大型ショッピングモール各社がテナント構成の見直しを進めている。今回の閉店も、こうした商業施設の再編の流れの一環とみられている。
14年間にわたり地域に根付いた店舗の閉店は、多くの利用者にとって一つの時代の終わりを感じさせる出来事となりそうだ。

