2026年4月30日
サウジ販売の「ギネス0.0」が物議 マレーシアで議論拡大
サウジアラビアの店舗で販売されていた「ギネス」ブランドのノンアルコール飲料が、マレーシアのSNS上で議論を呼んでいる。
報道によると、問題となったのは「Guinness Draught 0.0」というアルコール度数0.0%のノンアルコール・スタウト飲料である。マレーシア人旅行者が、イスラム教の聖地メディナにある店舗の棚で同商品を発見し、写真をSNSへ投稿したことで話題となった。
サウジアラビアではアルコール販売が厳しく禁止されているが、0.0%飲料については合法的に販売されている。一方で、イスラム教徒が多数を占めるマレーシアでは、「たとえアルコールが入っていなくても、ギネスブランドの商品を飲むことは適切なのか」を巡り賛否が分かれた。
SNS上では、「完全ノンアルコールなら問題ない」とする意見がある一方、「製造工場がハラル認証を受けていない可能性があるため、ハラルとは認められないのではないか」と指摘する声も上がった。また、「ギネスやハイネケンなど酒類メーカーの商品である以上、避けるべきだ」との意見もみられた。
この商品はサウジ国内の一部スーパーで販売されており、通常の黒ビールに近い味わいを再現したノンアルコール飲料として展開されている。マレーシアでも類似商品が「Guinness Malta」として流通しているとの声もあり、今回の騒動をきっかけに、ハラル基準やノンアルコール飲料の扱いを巡る議論が再燃している。


