2025年10月24日
酔って警官に暴行した39歳女性、実刑11週間
クラークキーのナイトクラブで暴行事件を起こした39歳の女性が、警察官への暴行などの罪で実刑11週間の判決を受けた。被告はホン・ツァイワン(音訳)で、警察官の職務執行を妨害する目的で傷害を与えた罪と、嫌がらせ防止法(POHA)違反の2件を認めた。10月21日に行われた判決では、他に4件の罪状も考慮された。
事件は2024年2月8日夜に発生。ホン被告は友人とロバートソンキーのレストランで夕食を取り、赤ワイン2本を飲んだ後、他の店を回って強い酒を数杯、さらにクラークキーのナイトクラブでシャンパン1本を飲んだ。深夜1時頃には泥酔状態で、クラブのステージや音響機器の上に上がって叫び、止めに入ったスタッフの胸を蹴ったという。
警備員が退店を促すと、ホン被告は興奮して警備員の顔を殴り、さらに受付カウンターに登って別のスタッフを平手打ちし、眼鏡を落とさせた。通報を受けて警察が到着した際も大声で騒ぎ、女性警官が腕を掴もうとしたところ顔を平手打ちした。その後逮捕され、警察庁舎に移送される途中でも侮辱的な言葉を浴びせ、女性警官の腕に噛みつこうとした。
拘留施設到着後も暴言と抵抗を続けたが、その一部始終は監視カメラやボディカメラに記録されていた。裁判所は公共秩序を著しく乱し、警察官に危害を加えた行為の重大性を指摘し、ホン被告に11週間の実刑判決を言い渡した。


