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経済

2022年7月12日

サイムダービーと豪ロゴス、首都圏で物流施設着工

 地場不動産開発サイムダービー・プロパティーと豪州の物流不動産大手ロゴスは7月8日、首都圏セランゴール州で物流施設を着工した。両社が協力して物流施設を建設するのは初めて。
 
 サイムダービー・プロパティーが51%、ロゴスが49%を出資する合弁会社のSDPLOGが事業を行う。施設の名称は「Eメトロ・ロジスティクスパーク」で、バンダル・ブキットラジャ地区の約74万平方メートルの敷地に建設。このほど立ち上げた開発ファンドは、目標額2億5,000万米ドルの70%に当たる1億7,500米ドルを調達しており、これを開発費に充てる。
 
 第1期は倉庫2棟を建設。賃貸面積はそれぞれ約11万1,000平方メートルと約7万4,300平方メートルで、来年6月に完成する。入居企業の要望に応じて間取りを調整するとともに、自動化機能の追加も可能とする。
 
 サイムダービー・プロパティーのアズミル・メリカン社長は、同社として保有地を長期的に有効活用する戦略を立てており、世界レベルの物流施設を運用するロゴスと組むことで、高まる需要を取り込みたいとしている。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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