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国際

2020年4月15日

自動化システムのATS、コロナ消毒室で中国社と協業

 産業オートメーションシステムなどのATシステマティゼーション(ATS)は4月13日、完全子会社のATエンジニアリング・ソリューションが、新型コロナウイルス対策に使われる全自動型の大規模な消毒室の生産で、中国・上海捷那新機電設備(JNX)と協力することで覚書(MOU)を取り交わしたと発表した。
 
 消毒室生産に向けてソフトウエアと設備部品に関する設計、研究、現地化などでJNXと協力する。製品の販売開始は6月中旬を予定している。
 
 ATシステマティゼーションのチューン・リー・アン(鍾礼安)社長によると、両社が手掛ける消毒室は、消毒と体温測定の両方が可能なことが特徴。新型コロナの症状を発見する上で鍵となる機能という。また、スプレー消毒の液体の自動供給や、不足時の自動停止、稼働状態のリアルタイム表示、自動アラームなどの機能を持ち、噴射時間や量の調整、残余液体のリサイクルも可能となっている。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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