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経済

2019年7月25日

デザイン産業の枠組みを発表、産業転換マップの一環

 
 チャン・チュンシン通産相は7月24日、産業転換マップの一環としてデザイン産業の国家的枠組み「デザインのためのスキルの枠組み」を発表した。イノベーションけん引型経済の推進に役立てる。
 
 経営、デザイン、イノベーション、テクノロジーの4領域における25の職種について、必要な技術・技能、キャリア、研修計画についてリストを作成した。枠組みをまとめたのは諮問委員会のデザイン・シンガポール委員会(DSG)で、デザイナーは枠組みを技術・技能の向上に利用でき、デザインナー以外の労働者はデザインに関連した技術を身に付けるために活用できるという。
 
 チャン氏は「一酸化炭素排出の削減、社会融和を推進するための公営住宅における民族配分、労働者が別の仕事、任務に従事できるようになるための再訓練などの課題に対する解決法の創出でデザイナーは貢献できる」と述べた。
 
 枠組みで取り上げられた職種・職務は、デザイン管理者、目に見えない事物をイメージして描くビジュアライザー、デザイン研究者、アプケーション開発マネジャーなど。

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