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経済

2019年5月23日

機内食のSATS、中国同業に50%出資

 
 機内食・空港サービス大手のSATSは、機内食を手がける中国の南京味洲航空食品(本社:江蘇省)に50%出資する契約を結んだ。出資額は3120万シンガポールドル(約25億円)。成長が続く中国の航空関連業界に参入し、事業拡大を加速する。
 
 今回の出資により、SATSは中国ですでに顧客を持つ北京、遼寧省瀋陽、天津以外の空港でも販売網を拡大することが可能となった。
 
 南京味洲は航空会社向けに冷凍食品などを生産・販売している。イスラムの戒律に沿っていることを示すハラル認証を得た生産施設や、国内12カ所の冷蔵施設を操業。中国全土に販売網を持ち、同国内にある空港約230カ所のうち80カ所以上で機内食を提供している。
 
 SATSは現在、アジア・中東の13カ国で60カ所以上の拠点を持つ。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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