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経済

2019年3月15日

マツダ代理店が39%増収、SUV好調で

 
 マレーシアとフィリピンにおけるマツダ車の正規代理店であるベルマツオート(BAUTO)は12日、2019年4月期・第3四半期(18年11〜19年1月)の売上高が前年同期比39.1%増の7億7813万リンギ(約212億円)、純利益が100%増(2倍)の8101万リンギだったと発表した。スポーツ多目的車(SUV)の販売が好調で売り上げが伸び、為替損益がプラスに転じたこともあって大幅増益となった。
 
 国別にみると、マレーシアでは昨年6〜8月のタックスホリデーで大幅に受注が増加し、受注分の納車を進めることで売り上げが伸びた。フィリピンでは18年1月の物品税引き上げを受けて販売が低調だったとしている。
 
 第1〜3四半期(18年4月〜19年1月)の売上高は37.4%増の19億5384万リンギ、純利益は147.6%増の2億521万リンギ。売上高はマレーシアで72%伸びた一方で、フィリピンでは42%減少した。マレーシアではとりわけ、17年末に投入したSUV「CX-5」が好調だった。
 
 14日付のザ・スター・オンラインによれば、ベルマツオートは19年4月期に1万9000台の販売を目指している。調査会社CIMBリサーチは、この目標設定は第4四半期(19年2〜4月)にやや販売が低調になるとの予想に基づくものと指摘。ただし、今年下半期に発表される新型「マツダ3(日本名アクセラ)」やSUV「CX-8」の投入により、20年度の販売は好調になるとみている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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