マレーシア、JＸ石油開発とのチャーター契約、インソンが肩代わり更新

【クアラルンプール】インソン・ホールディングスはJX石油開発のプロジェクト会社、JXマレーシア石油開発との、洋上石油生産・貯蔵・積み出し設備（FPSO）チャーター契約更新で合意した。

JX石油開発は2014年11月、FPSOを8年間チャーターする契約を交わした。8年の経過後は年ごとの延長が10回まで可能。18年間賃貸された場合の収入は8億6,000万米ドル（約942億5,000万円）になるという。

JX石油開発は元々、チャーター契約をTHヘビー・インダストリーズ（THHE）と交わしたが、インソンがTHHEの権利を引き継ぎ契約更新に当たった。インソンは契約額のうち3億7,400万リンギ（約20億5,000万円）をTHHEに支払う。

FPSOはJX石油がオペレーターとして75％の権益を保有するサラワク州沖合のラヤンガス田で使用されている。

出典；ザ・サン、エッジ