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経済

2018年1月25日

専門職者向け、シンガポール産業転換マップを発表。5千人超の雇用を毎年創出

インドラニー・ラジャ閣外上級相(法務・財務担当)は1月24日、電通イージス・ネットワークのアジア太平洋本部開所式に出席した際の会見で、専門職者・部長級管理職・エグゼクティブ・技術者(PMET)向け産業転換マップ(ITM)を開始したと発表した。2020年まで毎年、5,500人の雇用創出を図る。専門職サービスの付加価値生産高を20年まで年4.6%のペースで増やし、310億Sドル(約2兆5,894億円)の達成を目指す。

 

専門職サービスに含まれるのは、建築設計、エンジニアリングサービス、コンサルティング、会計、法務、広告など。データサイエンス、分析、人工知能(AI)など成長分野の技術を労働者に身に付けさせ、国内経済全体のレベルアップも図る。

 

PMETとして働いている社員は23万人(16年統計)で、国内総生産(GDP)の6.5%に相当する250億Sドル(約2兆882億円)を生産した。

 

ITMでは政府は企業の成長、海外進出を後押しするための触媒役を果たす。グーグル、グラブ、アドビなどが参画するデータ共有のための企業連合を構築し、データを活用した斬新なマーケティングの実現を後押しする。

 

専門職転換プログラムではPMETが成長分野で職を探し、必要な技術研修を受ける手助けをする。

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