2026年11月6日
COE小型車向け、13万9,001Sドルで過去最高 大型車向けを上回る
シンガポールの陸上交通庁(LTA)が11月4日に実施した自動車購入権(COE)の入札で、小型車向けカテゴリーAの落札価格が13万9,001Sドルとなり、過去最高を更新した。前回の13万2,004Sドルから6,997Sドル(5.3%)上昇し、大型・高出力車向けカテゴリーBの価格を上回った。
カテゴリーAは、排気量1,600cc以下で出力130馬力以下の一般的な乗用車などが対象となる。電気自動車には別の出力基準が適用される。今回の価格は、9月9日に記録した従来の最高値13万3,009Sドルも超えた。
カテゴリーBは前回の13万1,901Sドルから433Sドル上昇し、13万2,334Sドルとなった。商用車向けカテゴリーCは9万2,000Sドルで横ばい、二輪車向けカテゴリーDは89Sドル安の1万689Sドル、オープンカテゴリーEは208Sドル高の13万5,998Sドルだった。
今回の入札では、合計3,259件の割当枠に対して4,722件の応札があった。LTAによると、2026年11月から2027年1月までのCOE供給枠は1万9,298件となり、前の3カ月間より1.1%増加する。カテゴリーAの供給枠は据え置かれる一方、カテゴリーBは約3.3%増える。
政府は現在、カテゴリーAとBを統合し、車両の市場価値に応じて追加料金や割引を適用する制度変更を検討している。電気自動車の普及や車両技術の進歩により、従来の排気量や出力による区分では価格帯の違いを十分に反映できなくなっているためである。
制度変更に関する意見公募は11月2日に終了したが、最終決定には至っていない。小型車向けCOEの高騰が続く中、今後の入札価格と制度見直しの行方が注目される。

