シンガポール中心部オーチャード・ロードの高島屋ショッピングセンターに入居する紀伊國屋書店の旗艦店が11月2日、館内で発生した火災を受けて一時休業した。同店は同日夕方、営業を再開したと発表した。火災によるけが人は報告されていない。
シンガポール民間防衛隊(SCDF)によると、同日午後3時ごろ、オーチャード・ロード391Aの建物で火災が発生したとの通報があった。火元は4階にあるロッカー室で、室内に置かれていた私物が燃えたという。出動した消防隊員が消火器を使って火を消し止めた。出火原因については調査が続いている。
紀伊國屋書店の店舗は同ショッピングセンターの4階にある。店側は午後4時20分ごろ、Facebookを通じて、予期せぬ事情により高島屋店を同日休業すると発表した。この時点では火災の詳細には触れていなかった。
午後5時ごろ、店舗のシャッターが閉じられ、店内の照明はついたままになっていた。店の外には従業員が集まり、警察官やSCDFの隊員も周辺に姿を見せていたという。
その後、紀伊國屋書店は午後6時30分ごろに再びFacebookを更新し、店舗の営業を再開したことを明らかにした。今回の休業は同日午後の一時的な措置となった。
高島屋店は、英語や日本語をはじめとする幅広い書籍を扱うシンガポールの主要書店の一つで、在住日本人にも利用者が多い。現時点で火災による負傷者は確認されておらず、今後は出火原因の調査結果が注目される。
紀伊國屋書店・高島屋店で火災 一時休業後、同日夕方に営業再開
