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MRTの乗車マナー、小学校で教えるべき? SNS投稿に共感広がる

 シンガポールのシンガーソングライター、ドミニク・チン氏が、MRT利用者の乗降マナーを小学校で教えるべきだと提案し、SNS上で共感を集めている。10月17日にTikTokへ投稿した動画が話題となり、地元メディアも取り上げた。
 
 チン氏が問題視したのは、電車から降りる人を待たずに乗り込む乗客や、駅に到着してもゆっくりと降車する人の行動である。特に、降車が終わったと思って乗ろうとした瞬間、最後に別の乗客がゆっくり出てくる場面に不満を示した。ドア付近に立ち続けて通行を妨げる行動も改善すべきだと訴えた。
 
 同氏は、居住するイーティー駅のホームには冷房がなく、暑い中で列車を待つことも、速やかな乗降を求める理由の一つだと説明した。動画ではユーモアを交えながら、降車客を先に通すこと、乗車後はドア付近を空けること、目的の駅に着いたら速やかに降りることなど、基本的なマナーを子どもの頃から学ぶ必要性を語った。
 
 投稿へのコメントでは、歩きながらスマートフォンを見続ける人や、周囲を確認せずゆっくり移動する人に困っているとの声が寄せられた。混雑する駅では、わずかな立ち止まりや歩行速度の違いでも人の流れが滞るため、周囲への気配りが必要との指摘もある。利用者の間で、公共空間における他人への配慮や混雑時の行動を見直すきっかけとなっている。
 
 ただし、今回の発言は個人の提案であり、教育当局がMRTのマナーを新たに学校の正式科目とする方針を示したものではない。通勤・通学で多くの人が利用するMRTでは、乗り降りを円滑にするための小さな配慮が、利用者全体の快適さにつながるといえそうだ。