シンガポール航空(SIA)のシドニー発シンガポール行きの旅客機内で、座席のリクライニングを巡る乗客同士のトラブルが発生したとの投稿がSNSで注目を集めている。前方座席の女性が、後方に座っていた高齢男性の行為を動画投稿アプリ「TikTok」で訴え、機内でのマナーについて議論が広がった。
TikTokで「@goofyfeline」のアカウントを使用する女性が6日、帰国便での体験を投稿した。
女性によると、機内では近くに座る乳児2人が泣いていたものの、最も不快だったのは後方座席の高齢男性の行動だったという。
男性は当初、女性の座席のヘッドレストを繰り返しつかんでいた。女性は体を支えるための行為だと考えていたが、顔の近くに男性の指が何度も現れることに不快感を覚えたため、夫がヘッドレストの位置を調整した。
その後も男性は、座席背面のモニターを強く押す動作を繰り返し、女性の頭部に振動が伝わっていたという。
飛行途中、女性が仮眠のために座席を倒すと、男性は客室乗務員に苦情を申し立てた。しかし、乗務員から女性には座席を倒す権利があると説明されたため、男性は納得せず、座席の背もたれを手で押し戻そうとしたとされる。
さらに男性は、トイレから戻った際、リクライニングした座席の横に立ち、女性を見つめ続けたという。女性は威圧的な態度だと感じ、最終的に着陸前の座席を戻す時間までリクライニングを続けたと説明した。
投稿に対し、SNSでは女性に共感するコメントが寄せられた。ほかの利用者からも、座席を倒した際に後方の乗客から苦情を受けたり、背もたれをたたかれたりした経験が報告された。
一方、今回のトラブルは女性側の説明に基づくものであり、男性本人やSIA側の見解は報じられていない。航空機内の限られた空間で、乗客同士がどのように快適性を確保するかという問題が改めて注目されている。
SIA機内で高齢男性の迷惑行為、座席リクライニング巡りSNSで議論
