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社会

2026年10月20日

シンガポール、ヘイズが一時改善 週末は今年最悪の大気汚染

 シンガポールでは、インドネシアの森林火災に伴う煙害(ヘイズ)が19日に一時改善し、一部地域で大気汚染指数(PSI)が「普通」(51~100)の水準に戻った。週末には西部で今年最悪となるPSI230を記録したが、風向きの変化や降雨により大気環境が改善した。
 
 19日午後1時時点の24時間PSIは北部が85、西部が118となり、全国5地域のうち3地域で「普通」の水準を記録した。北部では同日午前1時、9日以来初めてPSIが100以下に低下。その後、南部と東部でも改善が確認された。微小粒子状物質PM2.5の1時間値も正午までに全地域で「通常」の水準に戻った。
 
 一方、18日午前10時には西部のPSIが230に達し、今年のヘイズ発生以降で最も高い数値を記録。「非常に不健康」(201~300)の水準となった。17日夜から18日にかけて西部を中心に大気汚染が深刻化し、屋外活動への影響が懸念されていた。
 
 シンガポール国家環境庁(NEA)によると、今回のヘイズはインドネシアのカリマンタン島やスマトラ島で発生している森林・泥炭火災が主な原因である。19日は南寄りの風によってカリマンタン島からの煙の流入が減少したものの、スマトラ島からの煙が流れ込む可能性は残っている。
 
 NEAは20日も降雨や風向きの影響で大気環境が改善する可能性がある一方、同日夜から21日にかけて風向きが変化し、再びヘイズが悪化する恐れがあると指摘した。
 
 政府は引き続き大気汚染状況を監視するとともに、高齢者や子ども、妊婦、心臓・呼吸器疾患のある人に対し、PSIやPM2.5の数値を確認し、屋外での激しい運動を控えるよう呼びかけている。

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