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政治

2026年10月17日

シンガポール、ヘイズで今年最悪の大気汚染 13日連続で「不健康」水準

 シンガポールでは、インドネシアの森林火災に伴う煙害(ヘイズ)が深刻化している。10月16日には中央部の24時間大気汚染指数(PSI)が今年最高の229に達し、「非常に不健康」(201~300)の水準を記録した。17日朝にはやや改善したものの、全国で「不健康」(101~200)の状態が続いている。
 
 17日午前7時時点のPSIは中央部191、西部181、東部175、南部161、北部144となった。微小粒子状物質PM2.5の1時間値も全地域で「高め」の水準となり、東部では119マイクログラム/立方メートルを記録した。
 
 大気環境が「不健康」の水準となるのは5日から13日連続で、2015年の深刻なヘイズ以来、最長の継続期間となっている。14日には西部でPM2.5の1時間値が288に達し、「非常に高い」水準を記録した。
 
 シンガポール国家環境庁(NEA)によると、ヘイズの主な原因はインドネシアのカリマンタン島やスマトラ島で発生している森林火災で、南東からの風により煙が流入している。
 
 政府は14日から高齢者など健康への影響を受けやすい住民を対象に、N95マスクの段階的な配布を開始した。地域のコミュニティークラブや公共交通機関の拠点などに設置する自動販売機を通じて提供するほか、空調設備のある施設を一時避難場所として開放している。
 
 NEAは17日のPSIを150~230と予測しており、引き続き警戒が必要としている。一方、週末から19日にかけては降雨や風向きの変化により、カリマンタン島からの煙の流入が減少する可能性がある。ただし、スマトラ島からの煙の流入は続く恐れがあり、大気環境の改善にはなお不透明な状況が続いている。

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