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シンガポール、広範囲でヘイズ「不健康」続く 中央部PSI129

 シンガポールでヘイズ(煙害)の影響が続いており、10月7日早朝には国内5地域のうち西部、中央部、東部で大気汚染指数(PSI)が「不健康(Unhealthy)」の水準となった。中央・東・西部では24時間以上にわたり「不健康」の状態が続いており、長期化するヘイズへの警戒が高まっている。
 
 7日午前6時時点の24時間PSIは、中央部が129と最も高く、東部118、西部115を記録した。一方、北部は99、南部は97で「中程度(Moderate)」だった。PSIは101~200が「不健康」とされ、翌日の屋外活動などを計画する際の指標として使われる。
 
 直近の大気状況を示す1時間PM2.5濃度も、西部86、中央部68、東部56マイクログラム/立方メートルと「Elevated(上昇)」水準となった。北部は52、南部は49で通常の範囲だった。1時間PM2.5は、その時点で運動などの屋外活動を行うかどうかを判断する目安となる。
 
 国家環境庁(NEA)によると、インドネシアの南スマトラや西カリマンタンで発生している火災から中程度~濃い煙がシンガポール方面へ流れ込んでいる。周辺地域では乾燥した天候が続く見込みで、東南東から南東の風によって煙が引き続きシンガポールへ運ばれる可能性がある。今後の24時間PSIについても「中程度の上限~不健康の中程度」になると予測している。
 
 シンガポールでは9月以降、ヘイズによる大気汚染が断続的に続いている。9月29日には中央部で今年最高水準となるPSI164を記録した。ヘイズによってPSIが「不健康」となったのは2023年10月以来で、気象当局は今年のエルニーニョ現象により乾燥期から雨季への移行が遅れ、10月下旬から11月初めになる可能性があるとしている。
 
 NEAはPSIが「不健康」の場合、健康な人も長時間または激しい屋外運動を減らすよう推奨している。高齢者、妊婦、子どもは長時間または激しい屋外活動を最小限にし、慢性的な心臓・肺疾患がある人は避けるよう呼びかけている。