2026年10月5日
マレーシア、1~8月の外国人訪問者2,880万人 観光需要が堅調
マレーシアを訪れた外国人訪問者数が2026年1~8月に2,880万人に達し、観光需要が堅調に推移している。マレーシア政府観光局(Tourism Malaysia)が明らかにした。
政府は2026年を大型観光キャンペーン「Visit Malaysia 2026」の年と位置付け、海外からの旅行者誘致を強化している。航空会社による国際線の拡充や観光プロモーション、入国手続きのデジタル化などを進め、ASEAN域内に加えて中国、インド、中東など幅広い市場からの需要取り込みを図っている。
外国人訪問者の増加は、ホテルや飲食、小売、航空、陸上交通など幅広い関連産業への波及効果が期待される。マレーシアは都市観光やビーチリゾートに加え、医療観光やエコツーリズム、イスラム圏の旅行者を対象としたムスリムフレンドリー観光など、多様な旅行需要の獲得にも力を入れている。
政府は観光業を外貨獲得や雇用創出を支える重要産業の一つと位置付けている。観光客の滞在期間を延ばし、宿泊や飲食、買い物など1人当たりの消費額を高めることも今後の課題となる。
年末に向けて旅行需要がさらに高まることが見込まれる中、「Visit Malaysia 2026」の効果によって年間の外国人訪問者数をどこまで伸ばせるかが注目される。


