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「押したらすぐ青信号に」歩行者ボタンへの苦情、SNSでツッコミ相次ぐ

 シンガポールで、歩行者用信号機のボタンを押してもすぐに「青信号(Green Man)」に変わらないことに不満を訴えた男性のSNS投稿が話題となり、利用者から仕組みを説明するコメントやツッコミが相次いでいる。
 
 男性はFacebookグループ「Complaint Singapore」に投稿し、歩行者用の押しボタンを押したにもかかわらず、青信号がすぐに点灯しないと主張。特にZhongshan Mall前のBalestier Roadなど一部の交差点では、少なくとも3分待つ場合があるとし、ボタンを押したら直ちに青信号へ変わるようにすべきだと訴えた。
 
 これに対しSNSでは、「家庭の照明スイッチではない」などの反応が寄せられたほか、ボタンは信号を即座に切り替えるものではなく、歩行者が道路を渡ろうとしていることを信号システムに知らせるためのものだとの説明が相次いだ。
 
 陸上交通庁(LTA)によると、シンガポールの主要交差点では「GLIDE」と呼ばれるコンピューター制御の交通信号システムを採用している。歩行者がボタンを押すと横断の意思がシステムに登録され、車両と歩行者双方の交通状況を考慮した上で青信号が割り当てられる。このため、交通の流れを不必要に中断しないよう、ボタンを押してから青信号になるまで一定の待ち時間が発生する。
 
 また、ボタンを何度押しても青信号になるまでの時間が短縮されるわけではない。LTAは、歩行者と自動車の双方が道路を効率的かつ安全に利用できるよう信号時間を調整しており、今回の投稿は歩行者用押しボタンの役割を改めて知る機会となった。