シンガポールで9月23日に行われた自動車所有権証書(COE)の入札で、全カテゴリーの落札価格が前回から下落した。小型・低出力車などが対象のカテゴリーAは、9月9日の前回入札で過去最高の13万3,009Sドルを記録したが、今回は0.8%安の13万1,890Sドルとなった。
大型・高出力車などが対象のカテゴリーBは、前回の13万5,001Sドルから1.5%下落し13万3,000Sドルとなった。主に大型車に利用されるオープンカテゴリー(カテゴリーE)も13万7,890Sドルから13万7,000Sドルへ0.6%下落した。
商用車などのカテゴリーCは9万3,101Sドルから9万2,144Sドルへ、二輪車のカテゴリーDは1万2,556Sドルから1万2,201Sドルへそれぞれ下落した。今回の入札には計4,210件の応札があり、割当枠は3,229件だった。
陸上交通庁(LTA)は、全カテゴリーで価格が下落したものの、COE価格は依然として高い水準にあると指摘。特にカテゴリーAとBの価格差が小さい状態が続いていることから、一般向け車両と高級車をより明確に区別できるよう、COEの車両区分を見直している。見直しは2026年末までに完了する予定である。
一方、自動車販売業界では、今後もCOE価格の下落が続くとは限らないとの見方が出ている。2027年1月から電気自動車(EV)の早期導入奨励制度が終了するほか、高排出車への追加料金も引き上げられるため、制度変更前に新車を購入・登録しようとする需要が高まる可能性がある。
COE価格、全カテゴリーで下落 カテゴリーAは13万1,890Sドル
