2026年9月15日
True Fitness突然閉鎖、元従業員の再就職支援へ NTUC系労組がマッチング
シンガポールでTrue FitnessとTrue Yogaが突然営業を終了した問題を受け、NTUC(全国労働組合会議)系の労働組合が、影響を受けた従業員の再就職支援に乗り出す。
Singapore Manual & Mercantile Workers’ Union(SMMWU)は9月14日、NTUCのEmployment and Employability Institute(e2i)、National Instructors and Coaches Association(NICA)と共同で、17日に元従業員向けの就職マッチングセッションを開催すると発表した。
True FitnessとTrue Yoga自体は労組加盟企業ではないが、従業員の一部がSMMWUに加入している。セッションでは新たな仕事とのマッチングに加え、雇用や職場問題に関する相談・助言を提供する。シンガポール国民と永住権保持者は、e2iによるキャリアコーチングやスキルアップ支援も利用できる。
両社は9月10日に暫定清算手続きに入り、翌11日にシンガポールでの営業を突然終了。従業員や会員の多くが事前に十分な説明を受けておらず、混乱が広がった。
Singapore Fitness Allianceによると、True Groupで働いていた従業員やフリーランサー約230人が再就職支援を求めている。また消費者協会CASEには、閉鎖に伴い241件の苦情が寄せられ、未使用の会員権やサービスなどによる申告損失額は計60万9,000Sドルを超えた。
True Groupは2004年にシンガポールで設立。親会社は今回の経営悪化について、ブティック型ジムとの競争激化、コンドミニアムなどの運動施設、デジタルトレーニングの普及などを要因として挙げている。
突然の事業停止による影響が顧客だけでなく従業員にも広がる中、今後は再就職支援と清算手続きの行方が焦点となる。


