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社会

2026年9月15日

シンガポールでヘイズ再悪化 大気質再び「不健康」水準に

 シンガポールでヘイズ(煙害)が再び悪化している。9月14日、中央部の24時間Pollutant Standards Index(PSI)が正午に102となり、「Unhealthy(不健康)」の水準に入った。一度改善していた大気質が再び悪化した形である。
 
 シンガポールでは9月上旬にもヘイズが悪化し、4日には中央部の24時間PSIが101となった。ヘイズによってPSIが「Unhealthy」に達したのは2023年10月以来約3年ぶりで、政府は省庁横断のHaze Task Force(HTF)による対応策を開始していた。その後、大気質はいったん「Moderate(中程度)」の範囲に改善していた。
 
 National Environment Agency(NEA)は、最近の乾燥した気象条件によりインドネシアのスマトラ島やカリマンタン島の一部でホットスポットや煙霧が確認されており、風向きによっては煙がシンガポールへ運ばれる可能性があるとしている。
 
 シンガポールでは24時間PSIが0~50を「Good(良好)」、51~100を「Moderate」、101~200を「Unhealthy」、201~300を「Very Unhealthy(非常に不健康)」、300超を「Hazardous(危険)」に分類している。
 
 PSIが101~200の場合、健康な人でも長時間または激しい屋外での運動を減らすことが推奨される。高齢者、妊婦、子どもは長時間または激しい屋外運動をできるだけ控え、慢性的な心臓・肺疾患がある人は避けることが推奨されている。
 
 NEAは大気質を継続的に監視しており、24時間PSIに加え、現在の大気状況を把握する際には1時間PM2.5濃度も公表している。今後もスマトラ島などの森林・泥炭火災の状況や風向きによっては、シンガポールの大気質が変動する可能性があり、最新情報への注意が必要である。

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