移住や海外投資に関するアドバイザリー企業RUMAVIが発表した2026年版の世界ランキング「Rumavi Index」で、シンガポールが世界2位、隣国マレーシアが3位に入った。世界192ヵ国・地域を対象に「実際に暮らす場所として優れているか」という視点から評価した。
ランキングは「生活費・税制」「生活環境・健康」「安全・安定」「定住・機会」の4分野を基に算出。1位は72.8点のエストニアで、シンガポールが72.6点とわずか0.2ポイント差で続き、マレーシアが72.0点で3位となった。4位はポルトガル、5位は台湾だった。
シンガポールは「生活費・税制」72点、「生活環境・健康」65点、「安全・安定」80点、「定住・機会」80点を獲得。特に起業家に適した環境として高く評価され、税制面では全対象国・地域の中で1位となった。
RUMAVIはシンガポールについて、通貨の安定性や気候変動への対応力、デジタルインフラなどを強みとして評価。一方、高額な住宅費や永住権取得への限られた道筋は、移住希望者が考慮すべき課題として挙げた。リタイア先としては27位、デジタルノマド向けでは41位だった。
一方、3位のマレーシアは「生活費・税制」で83点とシンガポールを上回り、リタイア先とデジタルノマド向けのランキングではともに世界1位となった。手頃な生活費、銀行・通貨環境、海外所得への税制などが強みとされた。
シンガポールとマレーシアがそろってトップ3入りしたことで、東南アジアが移住、就労、投資先として高く評価されていることを示す結果となった。
「住みやすい国」シンガポール世界2位、マレーシア3位 首位はエストニア
