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シンガポール、今後2週間ヘイズの可能性 スマトラなどで森林火災拡大

 シンガポール気象局(MSS)は9月1日、周辺地域で乾燥した天候が続くため、今後2週間にシンガポールでヘイズ(煙害)が発生する可能性があると発表した。スマトラ島南部・中部やカリマンタン各地では、8月21日ごろから濃い煙を伴うホットスポット(火災地点)が多数確認されている。
 
 現在は南西モンスーン期で、シンガポールと周辺地域では南東または南西からの風が吹いている。森林・泥炭地火災がさらに拡大し、風向きがシンガポール方面となれば、越境ヘイズが流れ込む可能性がある。国家環境庁(NEA)は状況を監視し、24時間PSI(大気汚染指数)が101~200の「Unhealthy(不健康)」に入った場合、毎日ヘイズ情報を発表する。
 
 9月前半は特に第1週を中心に晴れて風の強い日が多くなる見込み。数日は午前遅くから午後にかけて短時間の雷雨が予想されるものの、前半2週間の総雨量は国内の大半で平年を下回る見通しである。
 
 気温も高い状態が続く。日中の最高気温は多くの日で33~35度となり、一部では35度をわずかに上回る可能性がある。夜間も蒸し暑く、最低気温が27度を下回らない日が多いと予想されている。
 
 8月後半もシンガポールは記録的に乾燥し、Admiralty周辺では雨量が平年より約99%少なかった。MSSは今年、エルニーニョなどの影響で10月まで乾燥期が長期化し、越境ヘイズのリスクが例年より高まる可能性を指摘している。