2026年9月1日
セントーサ島を大規模再開発 空中遊歩道や島々を結ぶ海上ボードウォーク整備へ
シンガポールのセントーサ島が、今後約20年をかけて大きく生まれ変わる。7月に発表された「Greater Sentosa Master Plan」では、隣接するブラニ島と一体化し、自然、レジャー、ビジネス、ライフスタイルを融合した新たな観光エリアとして開発する。
計画では緑地や自然・歴史散策路を拡充し、ビーチや海岸エリアも再整備する。目玉の一つがマウント・インビア周辺に設けられる「Imbiah Lookout Walk」で、SensoryscapeとImbiah Lookoutを結ぶ屋根付きの高架式遊歩道を森林の樹冠付近に整備する。将来的には散策路をSouthern Ridges方面へ延ばし、セントーサ島とブラニ島の自然環境のつながりも強化する。
海岸部では、セントーサ沖に点在する小島を徒歩で巡れる新たな海上ボードウォークを整備する。海を眺めながら島々を歩いて移動できるようにし、再整備するビーチやウォーターフロントと合わせ、日の出や海辺の散策を楽しめる空間を増やす。
また、森林の樹冠で食事を楽しむ「forest canopy dining」や島巡りなど、自然を活用した新たな体験型コンテンツも検討されている。従来の大型アトラクション中心から、自然やウェルネスを含む滞在型の観光地への転換を目指す。
セントーサ開発公社によると、各プロジェクトは2030年代初頭から段階的に完成する予定。マスタープラン完成後には年間約3,200万人の来訪を見込む。シンガポールを代表する観光地が、ブラニ島を含めた「Greater Sentosa」として次の成長段階に入る。

