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社会

2026年8月25日

中国籍女性、シンガポールに22年以上不法滞在 禁錮6ヵ月

 シンガポールで22年以上にわたり不法滞在していた中国籍の57歳の女性が、移民法違反の罪で禁錮6ヵ月と2,500Sドルの罰金を言い渡された。女性が不法滞在していた期間は計8,081日、約22年1ヵ月に及ぶ。
 
 被告のWang Youyingは8月4日、Bukit Merah East Neighbourhood Police Centreを自ら訪れ、警察に出頭した。合法的にシンガポールに滞在していることを証明する書類を提示できなかったため逮捕され、その後、入国管理・検問庁(ICA)に引き渡された。8月21日に移民法違反1件について有罪を認めた。
 
 捜査で、女性には過去にも不法滞在による有罪判決があったことが判明した。2002年10月、90日を超えてシンガポールに不法滞在したとして禁錮1ヵ月と2,000Sドルの罰金を科され、同年12月末に釈放された後、中国へ送還されていた。
 
 しかし、女性は2004年6月5日に航空便で再びシンガポールへ入国。同日、14日間の短期滞在許可を取得し、6月19日まで滞在することが認められていた。ところが期限を過ぎても出国せず、滞在期間の延長申請も行わなかった。その後、2026年8月に出頭するまで8,081日間、不法滞在を続けていた。
 
 22年間にわたり、どのように生活費を確保していたのか、またどこに居住していたのかについては明らかにされていない。
 
 検察側は、今回が同様の違反で2度目であることを指摘し、禁錮6ヵ月と2,500Sドルの罰金を求刑した。女性は裁判で、深刻な病気を患っており、できるだけ早く中国へ帰国したいとして減刑を求めた。
 
 裁判所は検察側の求刑通り、禁錮6カ月と2,500Sドルの罰金を言い渡した。女性は罰金を支払うことができないため、代わりにさらに5日間服役することになる。
 
 今回の事件は、いったん不法滞在で有罪となり国外退去した人物が再入国し、その後20年以上にわたり不法滞在を続けていた異例のケースとなった。

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