2026年8月20日
JB行きCauseway Linkバス、車内現金払い廃止 8月20日から
シンガポールとマレーシア・ジョホールバルを結ぶCauseway Linkの国境越えバスの一部で、8月20日から車内での現金払いが廃止された。対象となるのは、シンガポールのニュートンとクイーン・ストリートを出発してマレーシアへ向かう路線で、今後はカードや電子チケットなどによるキャッシュレス決済が基本となる。
Causeway Linkが8月17日に発表した。乗客はVisa、Mastercardのクレジット・デビットカードのほか、ManjaLinkカード、EZ-Linkカードを利用できる。また、LUGOアプリでの支払いや、1回乗車用の電子チケットにも対応する。
ManjaLinkは、Causeway Linkが運行するシンガポール―マレーシア間の国境越えバスや、ジョホール州内の一部バス路線などで利用できる非接触型の交通カード。今回の変更により、乗車時の支払いを迅速化し、現金の受け渡しに伴う手間を減らすことが期待される。
一方、現金そのものが完全に利用できなくなるわけではない。現金で支払いたい利用者は、バスに乗車する前にチケットを購入する必要がある。クイーン・ストリートではManjaLinkのキオスクで乗車券を購入できる。ニュートンから乗車する場合は、Causeway Linkの現地スタッフからManjaLinkカードを購入することができる。
クイーン・ストリートからジョホールバル方面へ向かう利用者には、Causeway Link以外の選択肢もある。SBS Transitが運行する170番バスが利用できるほか、ニュートンやクイーン・ストリートからマレーシアへ向かう長距離バスも運行されている。
シンガポールとジョホールバル間では、買い物や観光、通勤などを目的に日常的に多くの人が国境を往来している。2027年には両国を約5分で結ぶRTSリンクの開業も予定されており、国境を越える交通サービスの利便性向上やデジタル化が一段と進んでいる。
今回のキャッシュレス化により、Causeway Link利用者は乗車前に利用可能なカードや電子チケットを準備しておく必要があり、特に現金払いに慣れている旅行者は注意が必要となる。

