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SGアライバルカード刷新、19言語に対応 旅券スキャンで自動入力も

 シンガポール入国管理・検問庁(ICA)は、シンガポール入国時に提出する「SG Arrival Card(SGAC)」のインターフェースを刷新し、19言語への対応やパスポート情報の自動入力機能を導入する。新機能はICAのウェブサイトと「MyICA」モバイルアプリの双方で提供され、旅行者の入力作業を簡素化する。
 
 ICAが8月19日に発表した。ウェブサイトでは8月26日から新しい機能を試すことができる。今回の刷新では、画面デザインをより分かりやすく変更し、入力から提出までスムーズに操作できるようナビゲーションを改善する。
 
 大きな変更の一つが、対応言語を19言語に拡大することだ。これまで英語での入力に不慣れだった旅行者にとっても利用しやすくなり、世界各国から旅行者を受け入れるシンガポールの入国手続きの利便性向上につながる。
 
 さらに、パスポートをスキャンすることで、旅券に記載された情報をSGACへ自動入力する機能も追加される。旅行者が氏名やパスポート番号などを手作業で入力する負担を減らすとともに、入力ミスの防止や提出時間の短縮も期待される。
 
 SGACは、シンガポールへ入国する旅行者が提出する電子申告で、健康状態に関する申告も含まれる。シンガポール国民や永住権(PR)保持者も対象となる。一方、シンガポールで入国審査を受けずに乗り継ぐトランジット客や、ウッドランズ、トゥアスの陸路検問所を利用する居住者などは提出対象外となる。
 
 SGACは紙の入国カードに代わる電子手続きとして導入され、現在ではシンガポール入国時の主要なデジタルサービスの一つとなっている。今回の多言語化とパスポートスキャン機能の追加により、外国人旅行者にとって入国前の手続きがさらに簡単になる。
 
 観光客やビジネス旅行者が多いシンガポールでは、空港や国境での自動化・デジタル化が急速に進んでいる。今回のSGAC刷新も、入国手続きの迅速化と旅行者の利便性向上に向けた取り組みの一環となる。