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シンガポールの17歳、日本47都道府県を7日間で制覇 旅費1,200Sドル以下

 シンガポールの17歳の高校生ブラッドリー・チャンさんが、2026年3月の学校休暇を利用し、1人で日本の47都道府県すべてをわずか7日間で訪れた。航空券や宿泊費などを含む旅行費用は、両親からプレゼントされたJRパスを除き1,200Sドル以下だったという。
 
 チャンさんはこれまでに97ヵ国をバックパッカーとして訪れた経験を持つ。2025年11月、ブラックフライデーのセールで東京までの往復航空券を約350Sドルで見つけ、翌年3月の学校休暇に日本を旅行することを決めた。そこで通常の観光ではなく、7日間で47都道府県を巡る目標を設定した。
 
 単に各都道府県を通過するだけではなく、それぞれの地域で買い物をする、郷土料理を食べる、観光地を訪れるなど、最低1つは体験することを自らのルールとした。旅行前にはExcelを使って何度も移動ルートをシミュレーションし、鉄道の乗り継ぎを綿密に計画した。
 
 旅行中は毎朝午前4~5時に起床し、1日に5~9都道府県を移動。ホテルに戻るのは午後10時ごろという日程を続けた。途中、体調を崩して寝坊したり、四国の祖谷渓から駅へ向かうバスが故障したりするトラブルにも見舞われたが、旅程を調整して乗り切った。
 
 特に印象に残った地域として、雪景色の田沢湖を訪れた秋田県、祖谷のかずら橋がある徳島県、松江城などを巡った島根県、桜島を望む鹿児島県などを挙げた。また、香川県と高知県についても、旅行者にもっと注目されるべき場所だと評価している。
 
 旅費は中学生時代から貯めた貯金で賄い、今回の旅行で約3分の1を使ったという。最終目的地の沖縄県に到着すると、海岸まで走り、そのまま海に入って47都道府県制覇を祝った。チャンさんは今回の経験を「人生最高の投資」と振り返り、一人旅を通じて自分で判断し、問題を解決する力について学んだと語った。