シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP東南アジアで強いエルニーニョ懸念 干ばつ・食品価格・ヘイズへの影...

経済

2026年8月14日

東南アジアで強いエルニーニョ懸念 干ばつ・食品価格・ヘイズへの影響警戒

 東南アジアで2026年後半、強いエルニーニョ現象が発生する可能性が高まっており、農業や食品価格、森林火災などへの影響が警戒されている。専門家の間では、極端に強い「スーパー・エルニーニョ」に発達する可能性も指摘されている。
 
 エルニーニョが強まると、東南アジアでは通常より気温が高く、降雨量が少ない状態が長期化する可能性がある。干ばつが深刻化すれば、米や野菜、パーム油など農産物の生産量が減少し、食品価格の上昇につながる恐れがある。
 
 特に食料の多くを海外から輸入するシンガポールにとって、周辺国の農業生産への影響は食料価格や供給安定性に直結する。マレーシアでもパーム油など主要農産物の生産や水資源への影響が懸念される。
 
 さらに、乾燥した気象条件がインドネシアなどの森林・泥炭地火災を拡大させれば、越境ヘイズがシンガポールやマレーシアに及ぶリスクも高まる。シンガポール国際問題研究所(SIIA)は、特に8~9月をヘイズの「危険度が最も高い時期」と指摘している。今後はエルニーニョの強度だけでなく、降雨量や森林火災の発生状況にも注意が必要である。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP東南アジアで強いエルニーニョ懸念 干ばつ・食品価格・ヘイズへの影...