シンガポールを拠点とするインターネット大手Seaは、EC事業Shopeeの2026年通期業績見通しを引き上げた。Shopeeの調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)について、従来予想の少なくとも8億8,060万USドルから10億USドルへ引き上げた。発表を受け、米国市場に上場するSea株は一時13%上昇した。
Seaの第2四半期売上高は前年同期比48%増の78億USドルとなり、市場予想の71億USドルを上回った。Shopeeの調整後EBITDAも2億5,500万USドルと前年同期から12%増加した。
東南アジアのEC市場ではTikTok ShopやLazada、Temuなどとの競争が激化している。Shopeeは広告事業の拡大などを通じて収益性を高めており、第2四半期の広告収入は前年同期比70%増加した。
SeaはAIへの投資も成長戦略の柱に位置付け、商品推薦や出店者向けツールなどへの活用を進めている。一方、ブラジルなどでの事業拡大やコスト上昇などは利益率を圧迫する可能性がある。Shopeeが成長と収益性を両立し、東南アジアEC市場で優位性を維持できるかが今後の焦点となる。
Shopee好調、Seaが業績予想引き上げ 売上高48%増で市場予想上回る
