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Soup Restaurant運営会社、上期67万Sドルの赤字 コスト上昇が収益圧迫

 シンガポールの中華レストランチェーン「Soup Restaurant」などを運営するSoup Holdingsは、2026年上半期(1~6月)の業績で67万3,000Sドルの純損失を計上した。前年同期は22万4,000Sドルの黒字だったが、人件費や賃料など運営コストの上昇が利益を圧迫し、赤字に転落した。
 
 売上高は前年同期から10万Sドル減の1,950万Sドルと、ほぼ横ばいだった。同社によると、既存店舗の売上は増加したものの、一部店舗の閉鎖による影響で相殺された。
 
 一方、コスト面では従業員関連費用が前年同期の730万Sドルから780万Sドルへ約50万Sドル増加した。人件費の上昇に加え、店舗運営に関連する経費も増え、収益を圧迫した。賃料や光熱費などを含むその他の営業費用も増加しており、飲食業界を取り巻く厳しい経営環境が業績に表れた形だ。
 
 Soup Holdingsは1991年創業。代表的なブランドであるSoup Restaurantでは、伝統的な中華料理を中心に提供しており、「Samsui Ginger Chicken」などを看板メニューとして展開している。このほか複数の飲食ブランドを運営している。
 
 シンガポールの飲食業界では近年、人件費や店舗賃料、食材費などの上昇が経営上の大きな課題となっている。消費者の節約志向に加え、海外旅行の増加による国内消費の流出も飲食店の売り上げに影響している。
 
 Soup Holdingsは今後について、厳しい事業環境が続くとの見方を示しており、店舗運営の効率化やコスト管理を進めながら競争力の維持を図る方針。売上高を大きく落としていない中での赤字転落だけに、コスト上昇への対応が今後の収益改善の鍵となりそうだ。