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社会

2026年8月7日

来週は乾燥でヘイズ発生リスク高まる可能性 インドネシアの野焼き動向を注視

 シンガポール政府は、来週にかけて乾燥した天候が予想されることから、インドネシアで森林や泥炭地の野焼きが拡大した場合、ヘイズ(煙害)が発生するリスクが高まる可能性があるとして警戒を呼びかけた。現時点でシンガポールへの深刻な影響は確認されていないものの、気象条件次第では煙が流入する恐れがあるという。
 
 グレース・フー持続可能性・環境相は国会で、シンガポールでは今後数日間、降雨量が少なく乾燥した天候が続く見通しだと説明した。インドネシア・スマトラ島やカリマンタン島で火災が増加し、風向きがシンガポール方面に変化した場合には、ヘイズの影響を受ける可能性があるとしている。一方で、現在のところ大規模な煙害が差し迫っている状況ではないとの認識を示した。
 
 政府はインドネシア当局と緊密に情報共有を行っており、火災の発生状況や気象データを継続的に監視している。近年はインドネシア政府による監視体制や初期消火活動の強化により、大規模なヘイズの発生頻度は減少しているものの、乾燥した気象条件が続けば局地的な火災が拡大する可能性は否定できないという。
 
 フー氏は、国民に対し政府機関が公表する大気汚染指数(PSI)や健康情報を随時確認するよう呼びかけた。特に高齢者や子ども、呼吸器疾患のある人は、大気の状態が悪化した場合には屋外での激しい運動を控えるなど、健康管理に注意するよう求めている。
 
 シンガポールでは例年、南西モンスーン期に当たる6~10月はヘイズが発生しやすい季節とされる。今年も乾燥した天候が続く場合には煙害リスクが高まる可能性があり、政府は気象状況やインドネシアでの火災発生状況を注視しながら、必要に応じて速やかに情報提供を行う方針である。

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