シンガポールのスーパーマーケット大手フェアプライス・グループ(FairPrice Group)は、建国61周年(National Day)を記念し、8月6日から16日までの期間限定で、61Sドル以上の買い物をした利用者に6Sドル分のリターンバウチャーを進呈するキャンペーンを実施すると発表した。生活費の上昇が続く中、家計負担の軽減を目的とした取り組みである。
対象となるのは、FairPrice、FairPrice Finest、FairPrice Xtra、Unityの各店舗での買い物で、1回の会計につき61Sドル以上購入すると、6Sドル分のバウチャーを受け取ることができる。1回の会計で受け取れるバウチャーは最大3枚までで、発行されたバウチャーは8月31日まで利用可能となっている。
また、このバウチャーはCDCバウチャー(地域振興券)やCHASカードによる割引、高齢者向け割引(パイオニア世代・メリデカ世代を含む)と併用できる。フェアプライス・グループは、「建国記念日を祝うとともに、生活費の負担が続く家庭に日常の買い物で実感できる節約機会を提供したい」としている。
同社は物価高対策の一環として、6月から約500品目の日用品や食品の価格据え置きも実施している。対象には、自社ブランドの米や食用油、卵、野菜、精肉、牛乳、高齢者向け用品やベビー用品などが含まれ、価格据え置きは8月31日まで継続される予定である。
シンガポールではインフレ率は落ち着きを見せつつあるものの、食品や生活必需品の価格上昇を負担に感じる家庭は依然として多い。政府によるCDCバウチャーや各種支援策に加え、小売各社も独自の割引キャンペーンを展開しており、フェアプライスの今回の取り組みも、建国記念日の消費喚起と家計支援を両立させる施策として注目されている。
フェアプライス、建国記念日キャンペーン実施 61Sドルごとに6Sドル券進呈
