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ジェットスター、頭上収納手荷物を有料化へ 2027年2月から新制度

 格安航空会社(LCC)のジェットスターは、2027年2月から機内頭上の収納棚(オーバーヘッドビン)を利用する手荷物を有料化すると発表した。運賃体系を見直し、座席下に収まる小型手荷物のみを基本運賃に含めることで、搭乗時間の短縮や定時運航率の向上を目指す。
 
 新制度では、座席下に収納できるバッグやハンドバッグ、ノートパソコン用バッグなどは引き続き無料で持ち込める。一方、頭上収納棚を利用するキャリーケースなどは、「Priority Carry-on(優先機内持ち込み)」の追加購入が必要となる。料金は路線によって異なり、片道25Aドルから52Aドルとなる見込みで、優先搭乗のサービスも含まれる。
 
 ジェットスターは、頭上収納棚のスペース不足による搭乗時の混雑や出発遅延が利用者の不満につながっていると説明する。新制度では、従来実施していた搭乗口での手荷物重量検査を廃止する一方、頭上収納を利用する手荷物は最大10kgまでとする。これにより、搭乗手続きの効率化と利用者の利便性向上を図るとしている。
 
 対象となるのは2027年2月2日以降に出発するジェットスター航空(JQ)の便で、すでに予約済みの利用者については、購入済みの機内持ち込みオプションに応じて優先機内持ち込みサービスへの変更や返金対応が行われる。一方、ジェットスター・ジャパンの運航便には今回の制度変更は適用されない。
 
 LCC各社では運賃を抑える代わりに、手荷物や座席指定などを追加料金とするビジネスモデルが一般的となっている。ジェットスターは今回の見直しについて「利用者に選択肢を提供し、低運賃を維持するための取り組み」と説明しているが、利用者からは実質的な値上げとの受け止め方も出ており、今後の利用動向が注目される。