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シンガポールで大雨 気温22.6度まで低下

 シンガポールでは7月22日午前、西部を中心に激しい雨が降り、気温が一時22.6度まで下がった。国家環境庁(NEA)によると、ナンヤン・アベニュー観測所では午前11時58分に22.6度を記録し、涼しい天候となった。一方、国家水道庁(PUB)は、パイオニア、トゥアス、ジュロンの一部地域で鉄砲水(フラッシュフラッド)が発生する恐れがあるとして注意を呼び掛け、一部道路では通行を避けるよう勧告した。
 
 PUBは午前11時過ぎから、パイオニア地区のトラクター・ロードやジャラン・ブーンレイ、ペサワット・ドライブのほか、トゥアスのガル・アベニューとガル・サークル交差点、ジュロンのジャラン・トゥカンやチンビー・ロード周辺などで鉄砲水の危険性が高まっていると相次いで警告を発表した。いずれも短時間の集中豪雨により排水能力を超える雨量が予想されたためで、運転者に対して迂回や不要不急の通行を控えるよう呼び掛けた。
 
 気象庁(Meteorological Service Singapore)は、7月後半は島内各地で午前遅くから午後にかけて局地的な雷雨が発生しやすい状況が続くと予想している。総雨量は平年並みと見込まれるものの、短時間に非常に強い雨が降ることで、局地的な冠水や交通への影響が生じる可能性があるとしている。今回のような激しい雨は気温を大きく押し下げる一方、道路冠水や視界不良による交通障害を引き起こす恐れもある。
 
 なお、2026年の最低気温は6月12日にニュートン観測所で記録した20.1度で、今回の22.6度はそれに次ぐ低い水準となった。今年はエルニーニョ現象の影響で暑い日が続いていたが、まとまった降雨により一時的に過ごしやすい気温となった。
 
 シンガポールでは近年、都市排水設備の整備が進んでいるものの、短時間に大量の雨が降ると一部の低地では鉄砲水が発生することがある。政府はリアルタイムで警報を発信し、道路利用者に最新情報を確認するよう呼び掛けており、今後も雨季には同様の局地的な豪雨への警戒が必要となりそうだ。