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イーシュンで高さ1m超の巨大ハチの巣 住民生活に影響、専門業者が駆除

 シンガポール北部イーシュン・アベニュー1の住宅で、高さ約1mに及ぶ巨大なハチの巣が屋上の太陽光パネル下から見つかり、住民生活に大きな影響を及ぼした。住民からの通報を受けた当局は害虫駆除業者を派遣し、ハチの巣の撤去と周辺の駆除作業を実施した。今回の事案では人的被害は報告されていないものの、周辺住民は窓を閉め切るなど不便な生活を余儀なくされた。
 
 最初に異変に気付いたのは、向かい側の住宅に住む63歳の男性で、自宅に毎日のようにハチが飛び込んでくることから原因を調べたところ、向かいの建物屋上に設置された太陽光パネルの下に巨大な巣を発見したという。また、巣の真下の階に住む42歳の女性は、室内に侵入したハチに飼い猫が驚いて鳴き声を上げたことで異変に気付いたと証言している。
 
 住民によると、ハチが玄関や廊下付近に集まるようになり、家族はバイク用ヘルメットやタオルで身を守りながら殺虫剤を使用して対応せざるを得なかったという。駆除作業が完了するまで洗濯物を屋外に干すこともできず、窓を開けることも控えるなど、日常生活への影響は数日に及んだ。駆除後には建物周辺や公園内で多数の死んだハチが確認された。
 
 シンガポールでは都市部でも樹木や緑地が多く、ミツバチやスズメバチなどが住宅地周辺に巣を作ることがある。当局は、大きな巣を見つけた場合は自ら駆除を試みず、タウンカウンシルや関係機関へ速やかに連絡するよう呼び掛けている。刺激を与えると集団で攻撃する恐れがあり、専門業者による安全な撤去が最も適切な対応とされている。今回の事案は、都市部における自然環境との共生と、安全管理の重要性を改めて示す出来事となった。