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運転中のスマホ操作に厳罰 手に持つだけでも違反の可能性

 シンガポールでは、運転中にスマートフォンを手に持って使用する行為が厳しく規制されている。交通警察(Traffic Police)は改めてドライバーに注意を呼び掛けており、違反した場合、初犯でも最高1,000Sドルの罰金、または最長6ヵ月の禁錮刑、あるいはその両方が科される可能性がある。再犯では最高2,000Sドルの罰金、最長12ヵ月の禁錮刑、またはその両方が科される。
 
 道路交通法では、車両が走行中に携帯電話を手に持ち、通話やメッセージの送受信だけでなく、地図アプリの操作、動画視聴、SNSの閲覧、インターネット利用など通信機能や各種機能を使用することが禁止されている。交通警察は「ほんの数秒の脇見でも重大事故につながる」として、運転中はスマートフォンに触れないよう呼び掛けている。
 
 一方、スマートフォンを車載ホルダーに固定した状態で使用すること自体は禁止されていない。ただし、安全運転を妨げる操作や画面注視は危険運転と判断される可能性があり、運転開始前にナビゲーションを設定するなど、安全に配慮した利用が求められる。また、信号待ちなどで一時停止している場合でも、状況によっては違反と判断される可能性があるため注意が必要である。
 
 この違反には反則金に加え12点の違反点数(デメリットポイント)が科される。さらに、スクールゾーンやシルバーゾーンなど歩行者保護区域で違反した場合は、追加の違反点数と罰金が上乗せされる。交通警察は近年、スマートフォンのながら運転による事故防止に向けて取り締まりを強化しており、「メッセージ1通を確認するだけ」という軽い気持ちが重大事故につながる可能性があるとして、安全運転の徹底を呼び掛けている。