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2026年7月6日

シンガポール・マレーシア結ぶ新海底通信ケーブル計画始動 AI時代の通信基盤強化へ

 米IT大手マイクロソフトは、通信インフラ事業者のLightstormなどと共同で、インド、マレーシア、シンガポールを結ぶ新たな海底通信ケーブル「I-2SEA」を建設すると発表した。総延長は約3,600㎞で、2029年の運用開始を目指している。AIやクラウドサービスの急速な普及に伴い増加するデータ通信需要に対応し、東南アジア地域のデジタルインフラを強化することが目的である。
 
 新ケーブルはインドからマレーシアを経由し、シンガポールへ接続される計画で、高速かつ安定した通信環境の構築を目指す。近年、生成AIやクラウドコンピューティング、データセンター事業の拡大により、世界的に通信容量の増強が課題となっている。シンガポールはアジア有数のデータセンター集積地であり、今回の計画は同国のデジタルハブとしての競争力向上にもつながると期待されている。
 
 また、マレーシアではジョホール州を中心にデータセンターへの大型投資が相次いでおり、高速通信インフラの整備は企業誘致を進める上でも重要な要素となる。新たな海底ケーブルの整備により、地域全体の通信の信頼性向上や災害時の通信網強化も期待されている。
 
 東南アジアではデジタル経済の成長が続いており、各国政府は通信インフラへの投資を重点政策として進めている。今回のプロジェクトは、AI時代を支える重要な基盤整備として、シンガポールとマレーシア双方のデジタル産業の発展を後押しすることになりそうである。

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