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経済

2026年6月25日

シンガポール航空とマレーシア航空、共同運賃導入で提携強化

 シンガポール航空(SIA)とマレーシア航空は、2026年1月に正式締結した戦略的事業提携の第一弾として、シンガポール―クアラルンプール線における共同運賃商品の販売を開始すると発表した。
 
 今回の取り組みは、両社がこれまで展開してきたコードシェア提携をさらに発展させるものである。利用者は両航空会社の運航ネットワークを活用した多様な運賃選択肢を利用できるようになり、両首都間の移動において、より柔軟で利便性の高い航空サービスを受けられるようになる。
 
 両社は今後、共同運賃に加え、ラウンジの相互利用、フライトスケジュールの調整、法人向け共同旅行プログラムの導入なども段階的に進める計画である。これにより、利用者の利便性向上とともに、シンガポール、マレーシア両国および周辺地域のネットワーク接続性強化を目指す。
 
 マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)のブライアン・フーン航空事業部門CEOは、「共同運賃商品の導入により、利用者にさらなる選択肢と柔軟性を提供できる」と述べ、両社ネットワークのさらなる統合に期待を示した。
 
 また、シンガポール航空のリー・リクシン最高商務責任者(CCO)は、「両社の強みを組み合わせることで、顧客への価値提供を高めるとともに、シンガポールとマレーシアの長年にわたる人的・経済的な結び付きをさらに強化したい」とコメントした。
 
 両社は2019年に事業提携協定を締結して以来、協業を拡大してきた。現在はマレーシア、シンガポール、欧州、南アフリカを結ぶコードシェア便を運航しているほか、2024年からはSIAの「クリスフライヤー」とマレーシア航空の「エンリッチ」の間でマイル・ポイントの相互利用も開始している。
 
 今回の共同運賃導入は、東南アジアを代表するフルサービス航空会社2社による提携深化の象徴となり、域内航空市場の利便性向上につながる取り組みとして注目されている。

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