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RTS開業準備が最終段階へ ジョホール経済に期待高まる

 ジョホールバルとシンガポールを結ぶRTS(高速輸送システム)について、マレーシア政府は2027年1月の開業に向け準備を加速させている。プロジェクトは既に90%以上が完成しており、国境管理や運営体制の整備が進められている。
 
 RTSはジョホールバルのブキットチャガール駅とシンガポールのウッドランズノース駅を結ぶ全長約4キロの国際鉄道である。開業後は片道約5〜6分で移動でき、ピーク時には1時間当たり最大1万人の輸送が可能となる。
 
 長年の課題であったコーズウェイ渋滞の大幅緩和が期待されており、通勤・通学だけでなく観光やビジネス往来にも大きな変化をもたらすとみられている。
 
 ジョホール州ではRTS開業を見据えた住宅開発や商業施設投資が活発化しており、ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)との相乗効果にも期待が集まる。シンガポール企業によるジョホール進出も増加している。
 
 RTSは単なる交通インフラではなく、両国経済の統合を象徴する大型プロジェクトであり、ASEAN域内でも注目される経済連携モデルとなりそうである。