シンガポールで新卒者の給与期待と実際の給与水準との間にギャップがあることが話題となっている。労働省(MOM)の調査によると、大学卒業生が内定を辞退した理由として最も多かったのが給与水準への不満であった。
調査では、約3割の卒業生が提示された給与を理由に就職を見送ったという。一方で専門家は、テクノロジー業界の採用減速や景気の不透明感を背景に、新卒者はより現実的な給与水準を受け入れる必要があると指摘している。
シンガポールでは依然として失業率は低いものの、AI導入や企業の効率化が進む中で採用環境は変化している。日系企業にとっても、若手人材の採用や給与設定を考える上で参考になる動向といえそうである。
新卒の給与期待と現実に差 シンガポールで就職観に変化
